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S_オニール

オニール/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

 

2009年7月29日に挿したオニール3年生です。
5号から7号に鉢増ししました。

オニール

あまり元気そうには見えません。
サザンハイブッシュですから、こんなものでしょうか。

 

根張りはいいようです。

オニールの根鉢

 

 

 

大苗オニールの植え替え

 

大苗のオニールを植え替えました。
2年ぶりです。

 

↓植え替え前

オニール植え替え前

 

↓→コンテナ作り、支柱をくくりつけます

コンテナに支柱を取り付けコンテナの支柱止め

 

↓底面に補強の横木、内側にアゼシートをセット   →水切りネットのアミ、ココチップを底面に敷く

コンテナ作りコンテナの底

 

↓コンテナより取り出す、2年前は防草シートで覆いました

オニールの根鉢

 

↓根鉢ができています

オニールの根鉢

 

↓周りの根をそぎ落とします   →底もそぎ落とします

オニールの根をそぐオニールの根をそぐ

 

↓新しいコンテナにセット   →周りに用土を入れ込みます

オニールを移植オニール、ピートモスを詰める

 

↓→台車で元に位置に移動(水をたっぷり含んで、持ち上がりません)

オニールのコンテナを移動1オニールのコンテナを移動2

 

↓今回は4ミリ角ではなく、16ミリ角でコガネムシ対策(シュートが伸びやすくするため)

オニール、コガネムシ対策

念のためにネットは2重にしています。

 

↓赤松のバーグでマルチをして、完成

オニールにマルチを施す

 

ほぼ丸1日かかりました(ふ~)。

 

 

 

奇跡、、、接木刺し

 

来年の芽吹きを見ないと確実ではありませんが、(接ぎ木したものを、挿し木する)「接木刺し」が100%(8本中8本)成功しました。
本当に、奇跡です。

接木刺し、スパルタン、バークレー

左から、
[11]ホームベル+スパルタン(舌接ぎ)
[12]ホームベル+スパルタン(切り接ぎ)
[13]ホームベル+スパルタン(割り接ぎ)
[14]ホームベル+バークレー
[15]ホームベル+バークレー

左から2番目([12])の苗は、台木からシュートが伸びています。
しかし、穂木のスパルタンからも立派な葉が一葉伸びています。

 

 

接木刺し、レガシー、オニール

[16]ホームベル+レガシー
[17]ホームベル+オニール
[18]ホームベル+オニール

 

 

 

2011年4月24日 3月13日に挿した挿し木(向こう列の右端を除いたものが接ぎ挿し木)

接木刺し、底面灌水

向こう列、左から[18]~[11]
東京へ旅行に行くために、底面灌水をしています。

奇跡の原因は、上記プラグトレー(はさみで切って小さくしています)のおかげです。
師匠に「挿し木は、ポットの縁に挿した方がうまくいきそうだ。」というヒントをいただき、ベリー公さんのところで一番小さなプラグトレーを購入しました。
これに挿すと、挿し木はほとんど成功すると思います(昨年の実績)。
用土が少ないので、日光が当たると、暖まりやすいのではないかと思われます。
また、発根した根が、すぐにトレーの縁に辺り、根が分岐して、より多くの根が作られるのではないでしょうか。
ただ、鉢上げの時に取り出しにくいので、今は(挿し木の)メインではありません。

 

 

2011年7月26日 鉢上げ時、用土を取り去ってみました。

接木刺し、スパルタン、舌接ぎ

 

鉢上げ([11]ホームベル+スパルタン[舌接ぎ])

接木刺し、鉢上げ

 

 

2011年10月25日 今日([11]ホームベル+スパルタン[舌接ぎ])の様子

接木刺し、スパルタン、舌接ぎ

 

来年うまく育ってほしいと思います。

 

 

 

早採り、遅採り「味比べ」

 

初収穫したものを「味比べ」してみました。

 

↓存在感いっぱいのスパルタン

スパルタンの果実

「味比べ」と言っても、うまいまずいの評価ではありません。
成木になっていないブルーベリーは、味の評価が定まらないようです。
3~5年の苗と、7年以降の苗では味が大きく変わるものもあるようです。

それで、収穫の早い遅いについて比べてみました。

花柄と果実の付け根の周りがまだ青いものが左、熟していると思われるものが右に置いてあります。
右から左に1~5の番号を付けました。

 

 

↓オニール(収穫コンテナ) 最大果21㎜

オニール

1.おいしい。
2.おいしい。
3.スッパ味が出ておいしい。
4.スッパ味が多くなる。
5.酸っぱいけど食べられないことはない。

オニールは、早取りしても食べられないことはないです。

 

 

↓スパルタン(8号鉢) 最大果23.5㎜

スパルタン(8号鉢)

昨年まで、結実させなかったスパルタンです。

1.果実が柔らかく付け根が盛り上げっています。少し、熟しすぎたようです。
2.これも熟しすぎたかもしれません。
3.さくさくでおいしいです。味はオニールと変わりませんが、後味がいいです。
4.さくさくでおいしいです。味はオニールと変わりませんが、後味がいいです。
5.味が薄いです(青いところが多いです)。

 

 

↓レカ(10号鉢) 最大果18㎜

レカ

1.甘く、食感がいい。
2.スッパ味が出る。
3.あまり味を感じない。
4.味を感じない。
5.味を感じない。

レカは、完熟が必要な品種かもしれません。

 

 

↓プル(10号鉢) 最大果19.5㎜

プル

1.おいしい。
2.酸っぱい。
3.酸っぱい。
4.酸っぱい。
5.とても酸っぱい。

プルも完熟が必要かもしれません。

 

 

↓スパルタン(13号鉢) 最大果24.5㎜

スパルタン(10号鉢)

1.食べ応えあり。炭酸の抜けたコーラをスッキリさせたような味。
2.酸っぱい。
3.甘い。
4.酸っぱく、味が薄い。
5.ちょっと酸っぱく、味が薄い。

ちょっと早取りしたものを集めすぎたかもしれません。
全体的に、風味がありおいしいのは当然です。

 

 

↓ブルーヘブン(10号鉢) 最大果17㎜

ブルーヘブン

1.うまい。スッパ味なし。
2.味は薄いがうまい。
3.スッパ味が少しでる。風味はあまりなし。
4.スッパ味が強くなる。
5.風味はないが、意外とうまい。

果実が堅く、少しヘタが青くても食することが可能。

 

 

↓トロ(8号鉢) 最大果20.5㎜

トロ

1.果肉は柔らかく、風味は感じられず。
2.味は薄いが、うまい。
3.風味なし。
4.少し酸っぱい。
5.少し酸っぱい。風味なし。

う~ん、まだ苗が若すぎるかなっと。

 

 

↓オニール(8号鉢) 最大果:20.5㎜

オニール(8号鉢)

1.柔らかい。完熟を通り越している。
2.一部柔らかくなっていて、味がない。
3.酸っぱい。
4.酸っぱい。
5.痛んでいて、まずい。

この評価は決してオニールが悪いのではないです。
取り遅れた果実ばかりを選んでしまったのです。 

 

 

写真を取り忘れたのですが、ホルトブルーペティット(ブルーマフィン)もチェック。
最大果は12㎜で、大変小さいです。
味は少し甘く、柔らかいけどさくさくした食感。
まずくはないけど微妙な味。
小さくて、食べ応えなし。

 

レッドカーラント 最大果10㎜
酸っぱく、イクラを堅くした食感。

 

 

総合的には、オニールとスパルタンがおいしかったです(ちなみに、オニール[収穫コンテナ]だけが、成木です)。
嫁は、スパルタンがいいと言います。
やはり、あの大きさは、おいしさにも影響しているみたいです。

味の評価は、収穫時期や個人の好みによって変わります。
つまり絶対的なものではないことをご理解下さい。
今回は、おいしいものを集めたと言うより、果実の中で、まだ青く、早く採りすぎたり、遅く採りすぎたりしたものを集めて評価したものです(「1.」だけは、おいしそうなものを選んでありますが)。

早く採りすぎたり、遅く採りすぎたりしたものを食べられるかという評価です。
品種別の評価ではありません。

 

 

 

2011年の初収穫

 

太陽が出るまでと、延び延びにしていた収穫をしました。
初収穫です。

↓オニールの大苗

オニール

 

 

↓オニール   →スパルタン

オニールの果実スパルタンの果実

 

 

思ったより多く、約1kg収穫できました。
本来なら、12日にも収穫できたのですが、天気予報で晴れが2日続いていましたので(実際は曇り)、収穫に二の足を踏んでいました。
8号鉢のオニールにおいて、熟しすぎが少しありました。

その1kgのうち、オニール3/5、スパルタン1/4、レカ1/10、その他が1/20です。

↓オニール(大苗)/オニール(大苗)/スパルタン(8号鉢)

オニール収穫

↓ブルーマフィンとレットカーラント/スパルタン(13号鉢)/レカ/プル

スパルタン収穫

 

↓ブルーヘブン/トロ/オニール(8号鉢)

ブルーヘブン収穫

 

 

 

いい話(オニール)と悪い話(ミスティー)

 

まずはいい話から、、、。

接ぎ挿し木のオニール(台木ホームベル)に新祥が出ました。
2次成長です。
もしかしたら、根が出ている可能性が高いです。

ホームベル+オニール

 

 

一番奥の左端です。
どちらかというと太陽に当たりやすい所にありました。

接木刺し

 

 

、、、と、喜んでいたら、、、接木のミスティーにイラガの成虫を見つけました。
トングでつかめるほど、じっとしていました(もちろん処分)。

休んでいるだけだったらいいのですが。

イラガ成虫

まだ、少し早いのですが、イラガの季節の始まりです。

やれ、やれ。

 

 

↓漣(2才):イラガを敵視して、いろいろやっている理由です。

蓮

庭を掘り返しては、コガネムシの幼虫と遊んでいます。
もし、イラガの幼虫が土の上に降りてきて、漣が遊ぼうとして、手を出すのが恐ろしいです。

足ならまだしも、鼻を挿されたら、、、と思うと、イラガとは徹底的に戦います。

 

 

 

挿し木と色づきの様子

 

今日の挿し木の様子です。
一番奥が、接ぎ挿し木です。まだがんばっています。

挿し木&接ぎ挿し木

 

 

↓日向に置いていた挿し木   →日陰に置いていた挿し木
今は同じ所(半日陰)に置いてあります。

挿し木日向挿し木日陰

なかなか2次成長が始まりません。

 

 

とげ無しブラックベリー(8号)です。
これは、挿し木から育てたものです。
少しだけ色づいてきました。
親はまだ色づきそうもありません。
ブラックベリーブラックベリー全景

 

 

とげ無しラズベリーのグレンアンプル(8号)です。
育て方が悪かったのでしょうか、昨年より実付きが悪いです。

ラズベリー・グレンアンプルグレンアンプル

 

 

収穫エリア外のブラッデン(10号)です。
開脹性で、場所を取ってしまいます。

ブラッデンブラッデン全景

 

 

オニールの大苗です。
収穫コンテナで育てています。

オニールオニール全景

 

 

接木スパルタン(13号)です。
これは5号のスパルタンを最初から13号で用土を薄くし育てたものです。
今年は植え替えをしていません。
ですので今年の秋には植え替えをしなくてはなりません。

スパルタンスパルタン全景

やはり、スパルタンは粒が大きく、存在感があります。

 

 

レカ(10号)です。
今年に8号から鉢増ししました。
比較的多く実が付いた上に、新祥が多く出ています。
強い品種のようです。
あっ、これも接木でした。

レカレカ全景

 

 

2期成りのホルトブルーペティット(8号)です。
矮性ですので、出窓とかで室内栽培等がいいのではないでしょうか
果実は、極小さいです。

ホルトブルーペティットホルトブルーペティット全景

 

 

お気に入りのブルーヘブン(10号)です。
果実の味ではなく、何となく気に入っています。

ブルーヘブンブルーヘブン全景

 

 

プル(10号)です。
ブルームが適当で、果実が美しいです。

プルプル全景

 

 

レッドカーラント(7号)です。
購入2年目でやっと果実がなりました(ブラックベリーは、購入した年から果実を収穫できました。ブルーベリーはもっと遅いですけど、、、)。

レッドカーラントレッドカーラント

 

 

別名カシスのブラックカーラント(7号)です。
ブラックというのに、果実は緑です。
今から、色づくのでしょうか。
(追記:ネットで探しますと、黒く色づくようです)
暑さに弱く、樹勢は弱いようです。

ブラックカーラントブラックカーラント全景

 

 

太陽も出ないけど、雨も降らない梅雨の一日でした。
資料にするため、25枚も写真を貼ってしまいました(ごめん)。

今の時期、雨も降らず、曇り時々晴れの場合、4~5号の葉がいっぱいあるものは2日に一度、7号以上は4日に一度の灌水しています。
ただし、7、8号ですぐに軽くなるものは2日に一度です。
コンテナは、1週間に一度くらいです。

接木は、葉が少ないので、1週間に一度くらいです。

 

 

 

初収穫は、、、1週間後?

 

2日木曜日に、「初収穫はまだか」という記事を載せたとたんに、昨日今日の陽気で、色づきを始めました。

 

↓スパルタン 

スパルタン

 

 

↓レカ   →オニール
レカオニール

 

 

↓簡易雨量計に目盛りをつけてみました。

雨量計

 

 

業務連絡:会長、、、色づき始めてしまいました、、。

 

 

 

初収穫はまだか、、、

 

南国の高知のほうでは、ブルーベリーが色づき始めたとの記事が載るようになりましたが、当地(広島)ではまだまだです。
昨年は6月6日に初収穫したオニール、レカ、ブラックベリーの今日の姿です。
まだ、全く色づいておりません。
今年は、2週間くらい収穫が遅くなりそうです。

 

↓オニール

オニール

 

 

↓オニールのアップ

オニール果実

 

 

↓レカ

レカ果実

 

 

↓ブラックベリー

ブラックベリー果実

 

 

今年は、梅雨にも突入しましたし、太陽光不足で味の方も心配です。

 

 

 

受粉木に最適なオニール

 

ブルーベリーの花も結実して、残り少なくなりました。
ラビットアイ系の花も少なくなっています。
写真はオニール最後の花です。
3月26日に最初の花が開花してから、48日間次々と咲いて、ハイブッシュ系の受粉を助けてくれました。

オニール

果実は早生で、当地では6月はじめに収穫することができますし、少々早取りしても酸っぱくなく、おいしいです。
開花期間が長く、ハイブッシュ系の受粉木には最適です。
オニールは1家に1本は必要な品種ではないでしょうか。

 

 

 

近くの河川敷のナナホシテントウムシに、我が家のブルーベリー庭園に移住をお願いに行きました。
二つ返事で、OKをもらい、早速移住してもらいました。
今回は12匹のナナホシテントウムシです。

ナナホシテントウムシたち

 

ブルーベリーを害虫から守ってくださいね。

ナナホシテントウムシ

 

 

 

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