トップページへ »

7月2011

すす病?

 

急に、ブルークロップが調子を崩しました。

すす病?

幹が黒くなっています。
葉は一部が黄色く変色し、完全に枯れているところもあります。

これが「すす病」というものでしょうか?

すす病は、幹や葉が黒い菌膜で覆われる病気で、葉が筋膜のため光合成をできなくなって、次第に枯れてゆく病気のようです。
黒い菌はカイガラムシ等が出す排泄物を栄養源とするカビに寄生する黒い菌膜で表面を覆う病菌と言うことです。

予防方法は、カイガラムシを防除し、風通しをよくすることだそうです。

確かに、台風が来るというので、風通しの少し悪いところに置いていました。

 

ブルークロップと枝が接していたトロも枝が黒くなっていました。
すぐに部位を剪定し、殺菌剤を塗っておきました。

トロ

 

 

すす病ならカイガラムシがいるはずだということで、葉の裏を丹念に調べましたが、見つけることができませんでした。
黒くなった葉もありません。

ブルークロップ

 

 

もしかしたら、コガネムシの幼虫で調子を崩したのかもしれないので、苗を抜いてみましたが、その兆候もありませんでした。

ブルークロップの根

 

 

とりあえず、黒くなっている部位を剪定しました。
これで、しばらく様子を見ようと思います。
↓剪定前   →剪定後

ブルークロップ剪定前ブルークロップ剪定後

 

 

確かに、この冬カイガラムシを初めて発見しました。
すべて、取り除いたはずなのですが、、、。

調子を崩した要因に、この冬に植え替えをしなかったことも考えられます。
その他、2年生で購入し1年目は結実させませんでしたが、今年は、試験的に20粒ほど結実させました。
また、ノーザンハイブッシュなのに、台風が来る前は、一番日当たりのいいところに置いてありました。
7号鉢で、下駄を履かせていなかったのも、悪い要因です。
ブルークロップは過湿に弱いと言うことですので、半日陰に置いて、水を控えることも必要だったかもしれません。

これらすべてが複合的に苗を弱らせたのかもしれません。
経験上、夏に葉が黄色くなった苗は、急速に調子を崩し、枯れてしまいます。

購入後1年目は、ほとんど成長しませんでしたので、もう少し気をかけておかなければなりませんでした。

反省です。

 

 

追伸:
このブルークロップは、昨年4月3日に園芸店より購入したのですが、同じ日に購入したブルーマフィンも調子を崩しています。
、、、ん、用土に問題があるのでしょうか。
しかし、前出のトロもこの日の購入でした。
トロは今のところ元気です。

 

 

 

取り忘れていたブライトウェル収穫

 

ブライトウェル2年生です。

ブライトウェル

挿し木から育て、実験のために1年生の時から、結実させている苗です。

 

「1年生苗ブライトウェル初収穫」
http://www.maitown.com/blog/blueberry/index.php/archives/426

 

苗の個体が良いためか、成長も大変良いです。
ラビットアイの良さを実感させてくれる苗です。

 

ブライトウェルの果実

7個収穫、最大果19㎜、甘くて果物っぽいおいしさです。

 

 

注意:3年生までは結実させるのは止めましょう。ハイブッシュ系はおそらく調子を崩します。

 

 

 

スパルタン、酷暑の植え替え

 

またあの接木スパルタンです。
でも、何か違うと思いませんか。

接木スパルタン8号

実は、6号から8号CSポットに植え替えました。
挿し木を鉢上げする用土が余ったので、水切れが激しいこのスパルタンを鉢増ししました。
8号にすると、なんか風格が出てきました。
(5月から8月の間に鉢増しするのはタブーです→初級者の方へ
根が傷つくと、最悪、枯れてしまいます。念のため)

 

 

↓鉢増しする前

接木スパルタン6号

 

 

↓このように新祥の先が水切れで枯れてしまっていました。

スパルタンの新祥

 

 

↓根は全体に回っていました。

スパルタンの根

もちろん、根は崩さずにこのまま植え替えました。

 

 

ついでに、接木テープも取り去りました。

スパルタン接木テープスパルタン根元

少し、くびれていますでしょうか。

左の写真には、5月の肥料が残っています。
成長がいいはずです。

 

 

業務資料; 鉢増しの用土
 カナダ産ピートモス : ココハクスチップ : パーライト = 4 : 1 : 1

 

 

 

ラビットアイの収穫

 

ふと見ると果実が落果していた。
バルドウィンだ。

バルドウィンの落果

 

 

完熟させようと収穫しないでいた。

ラビットアイ・ブルーベリー

しかし、落果が出始めるということは完熟期かな?

夕方に収穫することにした(朝取りの方がいいらしいのだが、、、)。

 

 

ついでに、デライト、アイラと少しだけ結実させた果実も収穫。
あれ、コロンブスの果実がない!

 

確かに、5つくらいなっていたはずなのに。
結実が悪いという噂なので、自然受粉で結実したのを確かに確認していた、、、はずだ。

葉っぱに隠れてなっていたので、鳥が持って行くとは考えられない。
ネットが掛けてあったが、一方は大きく開いている。
しかし、手前にはティフブルー、バルドウィン、パウダーブルーの成熟果がたくさんなっている。
一番奥にあるコロンブスを鳥がねらうことは考えられない。

 

「フライトプラン」という映画を思い出した。

飛んでいる航空機の中で、目覚めると、同乗していた娘がいない。
乗員も客も娘は搭乗していないという、、、。
さてさて、自分が幻を見ていたのか、、、というジョディ・フォスター主演の映画です。

 

コロンブスの果実のまぼろしを見ていたのか。

 

5つくらいの果実が、消えるなんてことはない、、、はずだ。

鉢を持ち上げても、どこにも果実がない、、、。

、、、、、ん、

 

コロンブスの、、、果実があった。

1つだけだけど、鉢の横に落ちていた。
そうそう、これくらいの大きさ(17.5㎜)だった。
もっと大きいのもあった。
おそらく、大きいものは、ブロックの隙間、奈落の底に落ちていったのだろう(、、、と思う)。

コロンブスの果実

でも、自分の勘違いでなく、よかった。

 

 

、、、で、収穫しました。

左から、バルドウィン、パウダーブルー、ティフブルー。
右に行くにつれ、一周りずつ小さくなります。

ラビットアイの収穫

 

↓バルドウィン(最大果19.5㎜)

バルドウィン

早すぎるものがある。
同じ20㎜(弱)でも、果実が丸いので迫力はある。

 

↓パウダーブルー(最大果17㎜)

パウダーブルー

ブルームが多く、一番美しい。
しかし、果実は柔らかい。
ティフブルーの子で、味覚とかは同じだけど、大きさは小さいということでしたが、我が家では、パウダーブルーの方が平均すると一回り大きいです。

 

↓ティフブルー(最大果17㎜)

ティフブルー

ベリー公さんが好きでない「目玉おやじ」のような形状です。

 

↓ちなみに、コロンブス

コロンブス

少し、五角形ぽくなっています。

 

アイラとデライトも収穫したのですが、10粒もならせていませんので、まだ、味覚を判断することはできません。
アイラはティフブルーと同じくらいです。
デライトはさわやかな甘さというのは、少しかいま見られました。

 

カロラインブルーの最後の収穫(最大果18㎜、3個)をしたのですが、甘さも酸っぱさもあり、ラビットアイとは少し違います。
(今年のカロラインブルーの最大果は23㎜でした。)
ノーザンハイブッシュ、、、恐るべし!

ちなみに、オニール(大苗)の最終収穫もしました。
収穫というより樹上に残っていた果実を整理したというほうが正しいです。
最大果12㎜以下の小さいものだけ16個ありました。
(誤解のないように、今年のオニールの最大果は21㎜でした。)
オニールは開花期間も長いですが、収穫期間も長い(初収穫6月15日)です。

 

 

 

業務資料:収穫品種名(最大果)個数、メモ

バルドウィン(19.5㎜) 210g
パウダーブルー(17㎜) 220g  初収穫
ティフブルー(17㎜) 200g  初収穫
カロラインブルー(18㎜) 3  (終)、甘さとスッパ実がある
ノビリス(14㎜) 3  (終)
サンシャインブルー(14.5㎜) 4  (終)、甘い
オニール(12㎜) (終)、16
コロンブス(17.5㎜) 1  初収穫、(終)
デライト(16.5㎜) 2  かすかにさわやかな甘さ
ホームベル(16.5㎜) 22  あまい
アイラ(17㎜) 2  初収穫
ブライトブルー(16㎜) 5  (終)、あまい

 

 

 

接ぎ木挿しのスパルタン

 

ホームベルにスパルタンを接いで(舌接ぎ)、それをそのまま挿したものです(3月13日)。
いわゆる接木挿しです。
台木に発根が見られ、何とかがんばっていますが、このまま夏越えできるかが問題です。

スパルタンの接ぎ挿し木

 

 

↓4号鉢に鉢上げしました。

スパルタン、接木挿し

梅雨があけないうちに鉢上げしたかったのですが、その機会を逃してしまいました。
今日は曇りだというので、やっと鉢上げに踏み切りました。

 

 

↓こんな感じで、育てました。

挿し木

寒いときには温室に入れましたが、太陽にもがんがん当ててました。

 

 

 

ラビットアイの果実、バルドウィン

 

久しぶりに雨が降りました。
梅雨明け後、初の本格的な雨です(17.5㎜)。

ティフブルー、バルドウィン

(ピンク色がティフブルー、肌色っぽいのがバルドウィンです。)
左上の大きな果実がバルドウィンで、その下がティフブルーの果実です。
バルドウィンの方が、2周りくらい大きいです。

 

 

 

接木スパルタン

 

今日、3本目の記事です。
それも、またまた、あの接木スパルタン(台木ブライトブルー)です。
前回の記事より11日間で14センチ大きくなりました。
ブライトブルーの台木で、矮性のスパルタンを期待しているのですが、どんどん大きくなります。

接木スパルタン

本来なら、車枝にならないように夏期剪定を行わなければならないのですが、その枝を来年、接木の穂木にしたいので、今回、夏期剪定はなしです。
立派な穂木が採取できそうです。

 

 

2011年7月13日 昨年春(2010年3月)の接木苗です。

自作接木スパルタン

 

 

今、雷を伴って雨が降っています。
あめあめふれふれ、、、らんらんらん!!!

 

 

 

施肥実験、パウダーブルー

 

施肥実験中のパウダーブルーです。
久しぶりの登場です。

今年2月16日に昨年と同じ肥料を与えました。
左がマグアンプKを用土の上に施肥した鉢ですがよく育っています。
マグアンプKが用土をアルカリ性にするということに関しては、全く気にしなくてもいいようです。

パウダーブルー

真ん中のマイガーデンの苗には、5粒くらいの実が付いています。
まだ、色づいてはおりません。

 

 

2011年2月16日 施肥

パウダーブルー2

ちなみに、5月の追肥は行っておりません。

 

 

 

▽▽▽ 以下は、2010年11月18日の記事より ▽▽▽

パウダーブルー

左から、マグアンプK、マイガーデン、IB肥料

 

マイガーデン(真ん中)の根張りは抜群でした。

パウダーブルー1パウダーブルー2パウダーブルー3

 

 

参考 2010年3月14日 
パウダーブルー7

 

 

 

ブルーベリーの自植挿し木

 

昨年3月22日にピートモスの用土にぶすぶすと刺した自植挿し木です。
今年3月15日、近所の空き地に移動しました。
梅雨明け後、特別に灌水をしていないのに、春以降枯れたのは左下の1本だけです。

自植挿し木

梅雨明け後16日目で、台風の時の3㎜しか降雨はありません。
鉢植えは、1日でも灌水を欠かすと、葉から枯れてきます。
灌水に関しては、自植は楽そうです。

 

 

わかりにくいですが、品種が不明な4号ポットの苗を、そのまま空き地に植えておきました。
こちらも灌水はしていませんが、しぶとく生き残っています。

ブルーベリー自植

 

 

今朝の空です。
朝夕が比較的涼しくて過ごしやすいです。
温度も少し低いですが、空気が乾いています。
子供の頃の夏は、今年のようだった気がします。

今朝の空

 

 

 

7月の台風

 
今日の夕方に来るはずだった台風6号の風で、10個位の鉢が倒れました。
写真は収穫エリア内の状況です。

ブルーベリー収穫エリア

この後、倒れやすそうな鉢を、風のあたらないエリアに移しました。

倒れた鉢を調べると、用土が乾き気味でした。
台風が来そうなのに、水やりをしてしまいました。
鉢を重くしておこうという作戦です。

ちなみに、昨日は雨がぽつぽつ降る中、灌水しました。
台風で2日は水やりを行わなくていいと思ったのに、たぶん明日も水やりです。

 

 

台風本体の対応をしているときに、デライトの果実が色づいているのを見つけました。
直径17㎜、1個だけ収穫しました。
初収穫です。
まだ早すぎたか、甘くも酸っぱくもありませんでした。

デライト

 

 

ティフブルーも色付き始めました。

ティフブルー

 

 

 

 

 

次頁 »