シャシャンボの鉢上げ

 

日本のブルーベリーと言われているシャシャンボの挿し木を鉢上げしました。

シャシャンボの挿し木←シャシャンボ

黄色い枠の中、上段右から、[1],[3],[5],[7],・・・、下段右から、[2],[4],[6],[8],・・・。

   [1][2] ブルーベリー用土・・・根付きがいいです
   [3] 赤玉土+真砂土・・・根付きが悪いです
   [4] 鹿沼土100%・・・根付きがいいです(以上↑葉の緑が濃い)
   [5][6] 鹿沼土+赤玉土+真砂土・・・根付きがいいです
   [7] 赤玉土+真砂土・・・根付きがいいです
   [8] 鹿沼土100%・・・根付きがいいです
   [9][10][11][12] 赤玉土+真砂土・・・発根しなかったもの2,根付きのいいもの1,根付きの悪いもの1
   [13][14] 赤玉土+真砂土+ピートモス少量・・・根付きが少し悪いです

酸性でない土でも育つと言われているシャシャンボですが、やはり酸性の土の方が育ちはいいようです(サンプルは少ないのですが、、、)。

それで、鉢上げも、成長の悪い苗が、酸性の土(ブルーベリー用土)で育ちが良くなるかを検証してみます。

 

 

まずは、[1]の苗。
根はよく育っています。

シャシャンボ[1]シャシャンボの挿し木の根

シャシンボの鉢上げ5号

 

 

発根はしていますが、よく育たず、根鉢が崩れる苗[13]もあります。

シャシャンボの挿し木の根2シャシャンボの挿し木途中

ブルーベリー用土に植え付けました。

 

 

省力化を進めるため、比較的よく育っている苗は、5号鉢に鉢上げしました。

シャシャンボの挿し木5号

   [1]・・・ブルーベリー用土
   [4]・・・鹿沼土
   [5]・・・金の土
   [8]・・・花と野菜の土
   [10]・・・キュウリの残土(、、、といっても高級な栽培土)
   [13]・・・ブルーベリー用土

 

 

その他は、4号鉢です。

シャシャンボの挿し木4号

   [2]・・・ブルーベリー用土
   [3]・・・ブルーベリー用土
   [6]・・・赤玉土+鹿沼土
   [7]・・・金の土
   [12]・・・ブルーベリー用土
   [14]・・・金の土
   [15]・・・ブルーベリー用土
   [16]・・・花と野菜の土

 

 

 

久しぶりの雨

 

9月30日に18㎜降って以来の雨です。

ブルーベリー園に待望の雨

 

 

近くの測候所で、64㎜の雨が降りました。

簡易雨量計

いつもそうですが、簡易雨量計とほぼ同じ雨量です。

この雨で、三原の山火事も鎮火したみたいです。
よかった、よかった。

 

 

 

今年の挿し木

 

6月に鉢上げしそびれた苗を鉢上げしました。

 

その前に、ラベルを挿しました。

ブルーベリーの挿し木1今年の挿し木2

 

 

ラベルは、2月に挿すときに、ノートに品種をメモしてあります。

ブルーベリーノート

ラベルを指す前に、挿し木ポットを入れ替えたら、品種不明になってしまいます。
今回は、ほとんど接木用の台木ですから、大丈夫ですけど、、、。

 

 

成長は、あまりよくありませんが、根張りは上々でした。

ブルーベリーの挿し木3

太さ5ミリ以上の刺し穂で、葉芽を1ないし2を残して取り去りましたので、こんなものでしょう。

 

 

100鉢以上挿してしまったため、選択していいものだけを鉢上げしました。

ブルーベリーの挿し木4

残りは、先送りです。

 

 

 

レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

 

ノーザンハイブッシュのレカ[24](接木、10号鉢)です。

レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

昨年と比べて、新祥ののびはなかったし、ちょっと、疲れていそうです。

 

今年の夏は全力で、実を付けさせたのが原因だと思われます。

【2012年5月31日】レカ[24]の実なり

レカの実なり

やはり、剪定で結実を制限した方がいいようです。
今年は、実が小さかったです。
レカは、比較的、枝に弾力性があるので、収穫時には枝が広がってしまいます。
それで、ひもが縦横無尽に伸びています。

レカは、豊産性でお気に入りですので、今年の鉢増しは、丈夫な支柱で枝を囲めるようにしようと思っています。

 

 

自根のレカ[116](2010年2月7日挿し木の3年生苗、6号鉢)

レカ自根

レカは、自根でもよく育つ丈夫な品種らしいです。

 

 

参考:

【2009年5月17日】[24](5号鉢)ブルーインパルスの接木苗を購入しました。

レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

 

【2009年9月23日】[24](12号鉢)

レカ6

最初から(5号から)12号鉢に植えてしまい、最初の1年目は成長がいまいちでした。

ただ、鉢が大きすぎるのだけが原因ではありません(たぶん)。
5月に、実を付けたまま購入したのと、根洗しても、5号の根鉢がほぐせないほどに、かっちかちでした。

 

【2010年2月13日】[24](8号鉢)

レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

それで、翌年8号に植え替えました。
それからは、順調に育ち、現在に至っています。

 

 

 

接ぎ木パトリオット

 

「こだわり苑」産の接ぎ木パトリオットです。
まだ本格的に、実をならせていません。
大切に育てています。

 

パトリオット[32](接木4年生、10号鉢) 

パトリオット/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

昨年と比べて、あまり成長していないと思っていましたが、今年の春の植え換え時と比べると確実に大きくなっています。

 

2012年3月8日撮影 パトリオット[32]8号から10号への鉢増し

パトリオット/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー、植え替え後

接ぎ木なれど、3年生で10号は、鉢が大きすぎたでしょうか。

 

 

かわいい新梢を見つけました。

パトリオットの新祥

 

 

 

漣がかわいいしぐさをしていたので、写真に撮ったら、鋭い眼光でにらんでいました。

漣

 

 

 

ブルーベリーのエントランス

 

玄関前に置いてあるブルーベリーの棚をブロック1つ分低くしました。

ブルーベリーのエントランス1

 

ブルーベリーのエントランス2

エントランスが広くなった気がします。

夏至の頃は、3時頃まで日が当たるのですが、秋・冬は、いわゆる明るい日陰になります。
こちらには、原則、果実を成らさない苗を置いておきます。
置き場所がないための苦肉の策です。

 

 

15年以上愛用していたコーヒーカップが嫁がキッチンに落として壊れてしまいました。

愛用のコーヒーカップ

縁が欠けたくらいでは使い続けるのですが、完全にヒビが入り、コーヒーがしみ出てしまいます。
接着剤で補強して、ペン立てにでもしようと思います。

 

 

 

レガシーのサッカー

 

ノーザンハイブッシュかサザンハイブッシュか、びみょーな立場の自根レガシー[65](4年生苗、10号)です。

レガシー/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

樹勢が強く、サッカーがいっぱい伸びています。
来年は、かなり収穫が期待できそうです。
根本に近い、シュートのようなサッカーですが、これも取り除いた方がいいのでしょうか。
ついつい、もったいなく思ってしまいます。

昨年は、取り残しの実が、とても甘く深みがあり、美味しかったのですが、今年はそれほどでもなかったです。
ブルーベリー一般に、味に関しては、年々で評価が変わります。
そろそろ、収穫技術を高めないといけません。

 

 

 

秋晴れなれど、、、

 

当地では、雲一つない秋晴れが続いています。

今朝の空

 

今日は、朝から風がちょっと強かったです。

風もありましたが、最近は灌水を、1度/2日の割合にしていますので、早く乾く鉢は、軽くなり風に弱くなります。
台風でも倒れなかった苗が、倒れてしまいました。

ブルーベリーの鉢が倒れた

 

 

灌水は、ベリー公さんでも、まだ極めていないと書いておられました。

 

水が多すぎると、根腐れして枯れてしまうし、水が少ないと成長が止まって枯れてしまいます。
特に、鉢での栽培は、、、。

 

用土の乾き方は、用土の保水性だけでは測れません。

   日射量が多い、少ない。
   風が強い、弱い。
   鉢が小さい、大きい。
   苗が(鉢に対して)大きい、小さい。
   湿度が少ない、多い。
   等々。

ラビットアイ系は渇水に強いものが多く、ハイブッシュ系は渇水に弱いものが多い。
しかし、ハイブッシュ系でもサザンハイブッシュ系には、加湿に弱いものがある(難しい、、、)。

結局、灌水を極めることは、常人には不可能ではないでしょうか。

 

 

ただ、教科書に書いてあるブルーベリーの灌水の仕方は、多すぎると思っています(私見)。

自分の灌水の仕方は、

 4月~梅雨明け  2、3日に一度(梅雨の間の晴天の日は、灌水の判断が難しいです)。
 梅雨明け~9月  1日に一度(よほどのことがないと、1日に二度は灌水しません)。
 10月  2~4日に一度。
 11月  5~7日に一度。
 (以上は、晴れの日の場合です。月は状況により前後します。)
 12月~3月  ほとんど、自然雨のみ(ただし、3週間、累計で20㎜以上の雨がないと灌水)。

これで目立って枯れたことはないです。
それより、これでも根腐れで枯れることがあります(7、8号が多いですね)。
用土は、透水性が良いように作成しています。
念のため、4号鉢で、30㎝以上に育っている苗は、灌水間隔を短くしています。

気温が、18~25℃のこの時期は、根を伸張させるチャンスです。
自分の所の環境に合わせて、上手に灌水しましょうね。

 

 

追伸:

この時期、枯れない程度に灌水を控えると、根が伸張し、根腐れしない程度に多く灌水すると、枝が伸びるような気がします(10月は枝は伸びません)。
自分の場合は、この時期は根の伸張を優先します。

 

 

 

鉢植えのフクベリー

 

フクベリーです。
少し成らせましたが、美味しかったです。

 

↓フクベリー[63](4年生苗、12号鉢)   →フクベリー[64](4年生苗、8号鉢)

フクベリー/ラビットアイ系ブルーベリー[63]フクベリー/ラビットアイ系ブルーベリー[64]

フクベリーは根本より下に枝を伸ばしますし、枝が柔らかいので、実を付けるとますます枝が垂れ下がります。
そこで、枝が木質化して固まるまで、支柱で、強制的に上方に枝が伸びるように1年前に仕立てました。

同じような苗だったのですが、成長に差が出ました。

 

 

1年前のフクベリー[63]です。
根本より下方に枝を伸ばしています。

↓フクベリー[63](3年生苗、6号鉢) 2011年10月6日撮影

垂れ下がるフクベリー

 

 

 

防鳥ネットをしまう

 

台風17号が来ます。
雨が降る前に、防鳥・防蛾ネットをしまいました。

ブルーベリーの防鳥ネットブルーベリーの防鳥ネットを取り去る

 

 

台風を迎え撃つ用意もしました。

台風の用意

 

 

 

漣です。
やっと毛が生えそろいました。

漣

漣も台風が心配そうです。

 

30日追加:台風の影響はほとんどありませんでした。

 

 

 

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