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挿し木・接ぎ木

挿し木の摘葉、1、2年生苗の結実実験

 

2月21日~24日にかけて行った挿し木です。
温室に入れておきました。

挿し木1

新葉は1箇所で、良いと言うことなので、2つめからの新葉を取り去りました。
新葉を展開するエネルギーを発根に使用するためです。

 

ブルーベリーの挿し木2

ただ、芽を取り去るときに、どうしても刺し穂が少し動いてしまうので、発根するかどうか心配です。

 

 

 

「若い苗の結実実験」

2年生苗を、4号から5号鉢に鉢上げしました。

ブルーベリー実験1

2年生苗が、余ってしまったのですが、処分するのももったいないので、5号に鉢上げし、結実させてみることにしました。
剪定を極力抑えていますので、全力で結実させていることになります。
ラビットアイは、ほとんど、接ぎ木の台木に使用しましたので、ハイブッシュ系がほとんどです。
スパルタンやエリザベスもあります。

 

 

1年生苗も、花芽があるものは結実させてみます。

ブルーベリーの実験2

3月、5月、9月に施肥を行ったら、結実させても樹勢が落ちないかもしれないということを実験してみます。

 

 

 

シャシャンボの挿し木再び

 

4日連続、日照が8時間以上有ります。
おかげで、ビニール温室内は、連日30度近くになっています。

今朝の空

ビニール温室内の苗に8日ぶりに灌水しました。

 

 

ポカポカ天気に、漣もたっぷりひなたぼっこをしています。

蓮

短い手(足?)を、精一杯のばしています。

 

 

シャシャンボの少ない枝から、挿し木用の刺し穂を作成しました。

シャシャンボの挿し木1

メネデール液で、水揚げさせると、もしかすると根付きがいいかなと仮説を立てまして、その検証です。
ちなみに、5時間、水揚げしました。

 

 

この2鉢は、ビニール温室の中へ。

シャシャンボの挿し木2

用土は、赤玉土(50%)と真砂土(50%)です。

 

 

こちらの6鉢は、底面灌水で育ててみようと思います。

シャシャンボの挿し木3

シャシャンボの挿し木は、緑枝刺しの様に、葉を残すようですが、ブルーベリーのように葉をすべて落としてみました。

 

 

 

シャシャンボの挿し木

 

シャシャンボの挿し木を行いました。
シャシャンボは日本に自生するブルーベリーの仲間(ツツジ科スノキ属)です。
ブルーベリー接木の台木にできるそうです。

シャシャンボの挿し木1

ただ、挿し木の成功率は大変低いとのこと。
だから、面白いのですが、、、。

ネットで情報を探すと、シャシャンボは動き出しが遅く、梅雨時期の緑枝刺しが比較的成功率が高いとのことです。
6月まで、待てないのが初級者のサガです。

 

私には、ビニール温室という強い味方があります。
早速、ビニール温室に入れました。

シャシャンボの挿し木2

8本の挿し木から、1本成功するかどうかですが、何とか温室パワーで、4本は成功してほしいと念じています。

ちなみに、用土は鹿沼土100%で成功させた人がいるようなのですが、シャシャンボの特徴として、ピートモス等の強酸性の用土が必要ないということなので、弱酸性くらいの用土も試してみます。
具体的には、ピートモスを使ったブルーベリー用土、鹿沼土100%、赤玉土・真砂土・鹿沼土(1/3づつ)、赤玉土・真砂土(1/2づつ)の4種類の用土を2鉢ずつ作りました。

 

 

 

シャシャンボ親苗自体が、まだ小さいので、多くの刺し穂がとれません。
ヘタな鉄砲の数を撃ちたいのですが、、、。

シャシャンボ

 

 

 

挿し木の水やり

 

挿し木の水やりを行いました。

ビニール温室に入れてある挿し木です。
今の時期は、約5日に1回、ビニール温室から出して、灌水しています。

ブルーベリーの挿し木1

ちなみに、挿し木以外のビニール温室内の苗は、10日に一度の灌水です。
今が根量を増やすには一番大切な時期です。
干からびない程度に、灌水を少なくすると、根が水を求めて、活発に伸びると考えます。

 

 

ビニール温室内の挿し木。

ブルーベリーの挿し木2

葉芽が展開し始めています。
3月は、日照時間が少なかったのですが、ビニール温室の面目躍如です。
刺し穂は1月に採取して冷蔵庫に入れておき、2月に出したら、しめっていた枝です。
今のところ、大丈夫みたいです。
ただ、干からびていたのは、やはり、だめのようです。

 

 

他のブルーベリー苗と同じ環境で育てている挿し木。

ブルーベリーの挿し木3

こちらは、葉芽の展開がありません。
梅の満開が、例年より3週間遅れらしいですから、まだまだでしょうか。

 

 

ビニール温室内で、底面灌水している挿し木苗です。

ブルーベリーの挿し木4

品種はデニスブルーです。
2年生苗から強制的に採取した、つまようじ挿し木です。
とりあえず、葉芽が展開しています。

 

 

 

怒濤の植え替え、水平苗を垂直苗へ

 

2年生苗以上の台木を使った接木の植え替えを行いました。
今日だけで20鉢の植え替えです。

こんな接木苗(レカ[344])も有ります。
スナイパーみたいです。

レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

植え替えの顛末です。

 

底面をカットします。

レカの植え替え1

4号鉢の2年生なとなると、根鉢がカチカチで、根を崩すことができません。
根のループを防ぐためにも、底面はカットします。

 

植え替える鉢が大きいと、必要ないのですが、植え替えが完成したときの上下をカットします。

レカの植え替え2

 

まるくなっちゃいました。

レカの植え替え3

 

真ん中にはできません。

レカの植え替え4

 

何とか、まっすぐに植え替えることができました。

レカの植え替え5

 

葉芽が展開しそうです。

接木レカの葉芽

 

 

 

台木の根が育ってない苗(サミット[337])も有ります。
用土が黒かったので、水流を当ててみたら、素通りしてしまいました。

サミットの植え替え1

 

 

用土を取り去ると、こんなになっちゃいました。

サミットの植え替え2

根が少ししか有りません。

 

 

↓接木バークレー[357]、パウダーブルー2年生の台木

バークレーの植え替え

2年生以上ですと、↑くらいの根鉢が通常なのですが、以下のような苗もあります。
そこら中のラビットアイを集めましたので、こんなこともあるのです。

 

接木パトリオット[319]、ホームベル2年生の台木、

パトリオットの植え替え

根が小さいため、同じ大きさの4号に新しい用土で植え替えました。

 

 

接木レガシー[314]、ホームベル2年生苗の台木。

レガシーの植え替え

この根のないレガシーは、以前にも記事にしたような気がします。
しかし、1センチ弱の白い根が1本出ています。
この苗も、4号鉢に植え替えました。

 

 

2年生苗だったら、このブライトウェルくらいの根鉢ができているはずなのですが、、、。
↓接木サミット[338]、ブライトウェル2年生台木の根鉢です。

接木サミット、ブライトウェル2年生台木の根鉢

サミットは、葉芽が展開しそうです。

 

 

 

接木苗に支柱

 

今年の接木が60鉢を越えました。
このうち1/3でも接木が成功してくれればいいと思っています。

台木がぐらぐらする苗に支柱をたてました。

接木に支柱

接木の初期には、台木を中指と人差し指で挟んで、台木にちょっと負担を掛けて切れ込みを入れていました。
途中から、切れ込みを入れるときに、親指と人差し指で挟むようになり、台木にあまり負担を掛けないようになりました。
写真は、負担を掛けていた初期の接木苗です。

手前は、サミットの苗です。
葉芽が今にも展開しそうです。

 

 

 

接木の傘

 

朝起きたら、、、雨がしとしと日曜日♪♪♪
昨日の天気予報より12時間も早く雨が降り出しました。

昨日、接いだティフブルーとミスティーの間に雨水が入ってはと、ビニール袋で傘を作りました。

ティフブルー/ラビットアイ系ブルーベリー

接木テープをしっかりと巻いていたら、心配はいらないのでしょうけど、ちょっと心配。

 

 

この後、本降りになりました。
この雨は、あさっての朝まで続くようです。

ティフブルーにミスティーを接ぐ

傘は、しっかり機能しているようです。

 

 

自植えの苗に接いで主軸更新をしている人は、こんなことはしないのでしょうね。

 

 

 

ミスティーを大苗ティフブルーに接ぐ

 

ミスティーの剪定した枝を大苗のティフブルーに接いでみました。

大苗ティフブルーにミスティーを接ぐ1

それも、横になっている枝です。
もし接ぎ木が成功したら、支柱で支えることができるので、あんばいが良かったのです。

 

 

ターゲットの枝です。

大苗ティフブルーにミスティーを接ぐ2

 

 

成形がヘタですね~。
大きな隙間があります。

大苗ティフブルーにミスティーを接ぐ3

でも、気にしません
強く巻けば、密着してくれるでしょう。

 

 

こんなところです。

大苗ティフブルーにミスティーを接ぐ4

接木テープをひものようにして、この上からもう一回巻いておきました。

 

 

 

ミスティーの剪定と接木

 

サザンハイブッシュのミスティーを剪定しました。
そして、その枝を利用して、接木も行いました。

 

ミスティー[35](7号、接木3年生) ↓剪定前   →剪定後

ミスティー[35]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定前ミスティー[35]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定後

花芽を少し残しました。

 

 

ミスティー[80](8号、3年生苗) ↓剪定前   →剪定後

ミスティー[80]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定前ミスティー[80]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定後

2009年の緑枝刺し3年生苗です。
自根ですが、花芽を少し残しました。
緩行性の化学肥料をうまく使ったら、幼苗から結実させても、不調にならないのではないかを試してみます。

 

 

ミスティー[95](7号、3年生苗) ↓剪定前   →剪定後

ミスティー[95]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定前ミスティー[95]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー、剪定後

2009年の緑枝刺しです。
灌水制限を行っていた苗です。
この苗はまだ小さいので、花芽はすべて取り去りました。

 

 

剪定した枝が直径8㎜でしたので、ホームベル[5]に接いでみました。

ホームベルにミスティーを接ぐ途中

 

 

こんな感じに仕上がりました。

ホームベルにミスティーを接ぐ

 

 

ついでですから、エリザベス(真ん中)も接いでみました。

ホームベルにエリザベスも接ぐ

 

フォローの記事が載らなければ、失敗したものと思ってください。

 

 

 

レビールの購入

 

サザンハイブッシュ系のレビール[131](6号鉢)を購入しました。
2010年の緑枝刺し(2年生苗)とのことです。

レビール/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

購入後、植え替えをしなくていいのは楽でいいです。
6号鉢ですが、苗が小さいので、5号分の肥料(マイガーデン5g)を施しておきました。

 

 
花芽を剪定するついでに、もう少し多めに剪定して、接ぎ木してしまいました。
直径2㎜位の枝です。
この春、最小の枝の接木です。

ブライトウェルにレビールを接ぐ

 

 

 

 

 

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