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N_エチョータ

エチョータ、、、がんばる、、、

 

昨年接ぎ木したエチョータにシュートが発生していたので処分対象としていました。
雨のかからない屋根の下に置いて用土に1ヶ月以上も灌水していなかったのですが、けなげにも花芽をふくらましていました。
鉢はカラカラの状態でした。

エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーエチョータの花芽

 

水がないにもかかわらず、子孫を残そうとするエチョータについ情が移り、処分対象から助け出し、鉢増し(4→5号)することにしました。

 

↓エチョータ[307](5号鉢、接木1年生)   →エチョータ[347](5号鉢、接木1年生)

エチョータ[307]エチョータ[347]

接木1年生、台木も2年生ですが、肥料をたっぷり与えて、結実させます。
エチョータには、まだまだ試練が続きます。

 

 

 

たっくん、はぶてる

 

たっくんがはぶてています。

たっくん、はぶてる

「はぶてる」というのは地元の方言で、標準語で言うと、「すねる」「ふてくされる」「いじける」というかんじです。
ちなみに嫁の故郷の福島では「きみっこ(する)」と言うそうです。

ふかし芋を食べるときに、手に持ってほおばるので、取り上げると、いすの肘掛けを食べる仕草をします。

 

 

 

自根のエチョータを鉢増し(5→7号)しました。

エチョータ[103](3年生苗) ↓植え替え前   →植え替え後

エチョータ[103]/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーエチョータ[103]7号/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

エチョータは1999年にアメリカにおいて発表されたもので、比較的新しい品種です。

エチョータは、接木で購入して、それをその年に挿し木にしました。
実用で栽培しているというものより、ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーが、温暖な当地で育つかどうかを確かめるために育てています。
もちろん、収穫も期待しているのですが、、、。

 

 

 

接ぎ木総括

 

今年の接木の総括をしておこうと思います。

レカ[332](台木3年生ティフブルー、7号)

接木レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

今年の接木で、一番伸びた苗です。
台木が二又になっていたので、レカを2本接ぎましたが、1本は新祥も出ずに枯れてしまいました。

 

 

エリザベス[370](台木3年生ノビリス、7号)

接木エリザベス/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー2本接木

3年生苗のノビリスに、スパルタンとエリザベスを接いだ苗です。
結局、スパルタンはすぐに枯れて、エリザベスだけ大きく育ちました。
台木からシュートが出ても、ノビリスですから、大事に育てようと思います。

 

 

サミット[336](台木3年生パウダーブルー、7号)

サミット[336]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

樹形がとっても気に入っているので、小さな台木のシュートが2本出ているのに、残すことにしました。

 

 

エチョータ[346](台木2年生ブライトウェル、6号)

接木エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

2年生苗の台木に接いで、6号鉢に植え替えたものです。

 

 

サミット[334](台木2年生プレミア、5号)

接木サミット/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

2年生の台木でよく育っていたので、上部を剪定したら、伸びが足りなくて、車枝のようになってしまいました。
思い切って、もう少し下方を剪定すべきだったのでしょうか。

 

 

サミット[311](台木1年生ブライトウェル、4号)

接木サミット/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

1年生苗に接いだ割りには、よく育っています。

各鉢の大きさの内、よく育っているのを選んだらサミットが多くなってしまいました。
今年はサミットをたくさん接いだので、多くなったと考えられます。

 

今年、70本の接木をして、90%以上を接ぐことができました。
また、その半分以上が台木からのシュートが今のところ出ていません。
素人にしてはハイスコアです。

台木からシュートが出ている苗、樹勢の弱い苗は、残念ながら、処分することにしました。
また、シュートが出ても、貴重な苗、樹勢の強い苗は残しました。
その内5鉢が他家に嫁入りし、結局、35鉢の苗が残っています。

 

 

 

グロリアが開花したのですが、、、

 

2月からビニール温室に入れてあり、2週間前から家に入れておいたグロリアが開花しました。

グロリア/ラビットアイ系ブルーベリー

まだ2年生苗なのですが、グロリアはもう1鉢ありますので、結実させちゃおうかなと思います。
しかし、温室栽培ですので、本来の開花時期ではありません。
ラビットアイ系の別の品種が、開花しそうもありません。

花芽を付けているティフブルーとグロリアの1、2年生苗を急遽、ビニール温室に入れました。
4、5日で開花してくれればいいのですが、、、。

 

 

 

あさビニール温室内の苗に灌水しようかどうか、思案したのですが、今日が前回の灌水から1週間ですが、結局灌水しないことにしました。
あと1日我慢です。
用土が乾いているという感じではなかったのです。

今日は、5月中旬の気候で暑いくらいだったのですが、まずいことに2日前に灌水した挿し木の元気がなくなってきました。

挿し木

急遽、ビニール温室から日陰の場所にだして、灌水しました。
そして、夕方には、ほとんどの苗が、正常に戻りました。
これだけ新祥が伸びていれば、毎日、灌水しなければいけないのでしょうね(反省)。

ビニール温室内の他の苗にも、1週間ぶりに灌水しました。

 

 

 

業務資料:

エチョータが開花しました。

エチョータの花

 

 

 

エチョータの鉢増し

 

ノーザンハイブッシュ系のエチョータを植え替えました。
そんなに成長が良くないので、8号と10号のどちらにするか迷いましたが、10号にしました。
8号だと、来年も植え替えしないといけないし、、、植え替え続きで疲れてしまいました。

 

エチョータ[30](接木3年生) ↓7号鉢   →10号鉢

エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー、植え替え前エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー、植え替え後

 

 

これも根を手で崩しました。
所々、黒い泥のような用土が有りました。
それを丁寧に取り除きました。

エチョータの根鉢

 

 

大事なエチョータですので、当然のように底部に空間をあけました。
これを「下駄を履かす」と当ブログでは表現しています。

ゲタ入り10号鉢

 

 

 

ブルーベリーの接木用苗

 

24日現在で、44苗の接木を作りました。
まだ、スパルタンもエリザベスも接木を作っていません。
台木が足りなくなりそうなので、処分対象の苗から、ラビットアイの苗を探し出しました。
台木になり得るでしょうか。
左から、グロリア2年生、パウダーブルー2年生、ホームベル3年生です。
ブルーベリーの接木用苗

 

成形したら、それなりになりました。
台木にできそうです。

ブルーベリー接木用苗を成形

 

ちなみに、右のホームベル3年生は、鉢上げしたときに、全く根が出ていなかった苗です。

↓2010年3月7日鉢上げ時のホームベル(見にくいですが、逆から撮ったため、この方向が正常です)

ホームベル/ラビットアイ系ブルーベリー

今は、根は出ているでしょうが、成長は期待できません。

 

 

昨日作った台木用の挿し木が、ちゃんと育つか自信がないので、挿し木用土をもう1セット作りました。
40本挿せます。

ブルーベリーの挿し木ポット

 

 

 

ところで、6日前(19日)に割れてしまったブライトウェルの台木を覚えておられるでしょうか。

割れていたブライトウェル

アーリーブルーを割り接ぎで接ごうと思っていたら、根本まで裂けてしまったブライトウェルです。
それを処分せずに隅に置いておいたのですが、、、まだ使えないかと考え、、、使ってみました。

 

 

裂けているところの最下部に、接木テープでそれ以上裂けるのを防ぎました。

割れている一番下部を接木テープで結ぶ

 

穂木の成形にあうように、台木を短くしました。

穂木にあわせて成形

 

同じ太さの穂木(エチョータ)を探しだし、接いでみました。

接木完成

さてさて、成功するでしょうか。
その日(6日前)に、行えばたぶん成功していたでしょうけど。

 

ID番号346(左)を取得しました。

エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーの接木

 

 

 

挿し木2年生の記録1

 

挿し木から育てた2年生苗を整理してみました。
番号の付与された物は原則的に、この春5号鉢に植え替え予定です。

 

↓エチョータ(18)[103]

エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

接木苗を秋に購入し、強引に穂木を剪定し、その次の年(2010年2月7日)にすぐ挿した苗です。
自根苗ですので、実験的に育ててみます。

 

 

↓エリザベス(21)[104]

エリザベス/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

これも接木苗を秋に購入し、強引に穂木を剪定し、その次の年(2010年2月7日)にすぐ挿した苗です。
せっかくの挿し木ですから、大事に育ててみます。

 

 

↓オニール(93)[105]

オニール/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

オニールは大苗を含め2本有るのですが、せっかくですから左の苗にID番号[105]を付与します。
2010年3月14日に挿しました。

 

 

↓カロラインブルー(10)[106]

カロラインブルー/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

上段左の苗にID番号[106]を付与しました。
下段の苗(95)は、日当たりの悪いところで育てたのですが、日当たりのいいところと成長の差がありません。
2010年2月7日に挿しました。

 

 

↓スパルタン(118)[107]

スパルタン/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

下段右の苗にID番号[107]を与えます。
すべての苗を、夏前から日当たりの悪いところに置いてありました。
2010年4月4日に挿しました。

 

 

↓グロリア(70)[108]

グロリア/ラビットアイ系ブルーベリー

上段左は[79]、上段右にID番号[108]を付与しました。
[79]だけを見ると、開張性のように見えますが、その他を見るに、やはり直立性のようです。
どちらも師匠にいただいた穂木を2010年2月28日に挿した苗です。

 

 

 

ブルーベルの剪定

 

2009年7月27日に挿し木したブルーベル(3年生)を剪定しました。

樹勢が強く、直立性で、豊産性のようです。
ただ、土壌適用性が狭く、排水性に敏感とのことです。

 

ブルーベル[75](7号鉢、3年生) ↓剪定前   →剪定後

ブルーベル/ラビットアイ系ブルーベリー、剪定前ブルーベル/ラビットアイ系ブルーベリー、剪定後

成長を優先するために、下に伸びる枝も残し、剪定は花芽だけにしました。

 

 

 

初冬の様子、エチョータ接木

 

エチョータ接木の様子です。
5月の追肥を行いました。

 

↓エチョータ[30]

エチョータ[30]

 

 

 

その他の接木

 

スパルタン以外の今年の接木です。
ほとんど台木よりシュートが発生し、そちらに栄養をとられて、穂木が成長していません。
しかし、枯れてはいないようなので、台木のシュートを剪定して、様子を見ます。

 

↓プル(4号)

接木プル

 

↓プル、根が出ていません。

根のない接木プル

この状態より、ティフブルーは立派に育ちましたので、もう1年、様子を見ます。

 

 

↓アーリーブルー(4号、鉢増し前)、立派な枝は台木からのシュートです。

アーリーブルー台木のシュート

 

↓根をかき分けて、シュートの元を探します。

接木アーリーブルー、台木のシュート

 

↓アーリーブルー(5号、鉢増し後)

アーリーブルー

 

 

↓ダロー(6号)

ダロー

枝が暴れています。

 

 

↓ブルーヘブン(5号)

ブルーヘブン

 

 

↓プル(5号)

プル

 

 

↓プル(5号)

プル

 

 

↓カロラインブルー(5号)

カロラインブルー

 

 

↓エチョータ(5号)

エチョータ

春に小さな芽が出ていたのですが、肥料を与えると、枯れてしまいました。
穂木は、まだ枯れていないようですので、もう1年様子を見ます。

 

 

 

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